TOEIC受験を勧める3つの理由
日本で受験できる有名な英語テストには、TOEICのほかにも、英検やTOEFL、また少しマイナーではありますが、IELTSやケンブリッジ検定試験(FCE、PETなど)があります。それそれの英語試験を受けるそれなりの意味合いはあるのですが、やはり一番のおすすめはTOEIC試験となります。それは何故なのでしょうか?
- テスト結果が一番活用しやすい試験だから
- 点数制なので英語学習のモチベーションに活用しやすい
- 受験料が安い
TOEIC試験は、大学、企業、一般社会、どの分野でも一番広く英語力判定試験として採用されています。英検は学校では多く受けられますが、企業内の英語検定としてはあまり採用されていません。TOEFLはアメリカへの留学のための試験としては有名ですが、日本社会では、TOEFLスコアがどの程度の英語力なのかさえよく知られていません。
英検は合否判定、ケンブリッジも同様に合否判定です。IELTSは点数制ですが、0.5点刻みで、1点アップさせるのに1年掛かると言われています。
受験料を比較しますと、TOEFL iBTは225USドル(2万円以上)、IELTSは25380円、英検は旧により異なり、2級が5000円、順1級が6900円、1級が8400円となっています。TOEICはといいますと、5725円です。また、学生の方が学校で格安で受験できたり、会社員の方の中には企業で無料で受験できるという人もいるでしょう。
他にもTOEIC受験のメリットは色々とありますが、特におすすめするメリットは以上の3つの理由からです。また、実際にTOEIC受験された方々の動機も直接お伺いしてみましたので、是非ご参考にして下さい。
TOEIC試験は、TOEIC対策の勉強をしてから受験されることをお勧めします。TOEIC対策学習により、英語力アップにも繋がりますし、TOEICでよりよい点数を取ることも可能になります。
TOEIC受験された人たちの声
「あなたは何故TOEIC試験を受けようと思ったのですか?」、「TOEIC受験の動機を教えてください」といった質問を、TOEIC受験経験者にお聞きしました。
”私は大学生の時にTOEIC試験を受けました。TOEIC試験は大学でも推奨されており、試験の費用の補助などもおこなわれていました。特に留学する場合などは必要になるため、友人も受ける人は多かったです。私が受けようと思った理由は友人も受けていたことと、就職試験の際に履歴書に書くものが欲しかったからです。TOEIC試験は日本でも一番有名で企業でも受ける事を推奨したり、受ける必要があったりするところも多く、入社後にも受ける機会が多いと思います。一度受けておくと、流れもつかむことができますし、試験自体に慣れておくことは今後に有利になると考えました。そこで、学生時代の補助が出るうちに、受けておこうと考え、受験しました。普段通っている大学で受ける事が出来ましたし、友人と受けることで、勉強にも身が入りました。大学時代に受けておいて良かったと思います。受験したのは3回で、少しずつですが、スコアもアップしました。履歴書にも書くことができましたし、受けてよかったと思います”
”私は、企業のIR部門をサポートする仕事をしています。IR部では、投資家向けのPRをしているのですが、その対象は日本人だけではなく、海外投資家も対象としています。そのため、和文で打ったリリースを英文でも開示することが多くあります。私の会社では、外国人ライターがその日本語を翻訳し、私たち日本人スタッフが和英の突き合わせという作業を行っています。この作業は、大学受験の時に培ったボキャブラリーと文法力で対応していて、仕事に支障はありませんでした。しかし、自分の英語力はどれくらいあるのかはちゃんと理解できていませんでした。何となくできている、と思う事は簡単ですが、やはり自分の力がどれくらいあるのかも認識したかったのです。TOEIC試験を受ければ、自分の力を認識できる、そして弱点を知ることができると思い受けることにしました。平均どれくらい取れるのかなと、周りの先輩方に聞いたところ何と平均900点以上もあり、受ける前からかなり高い目標ができました。”
”次回のTOEICの試験の申し込みを済ませました。平日は仕事が忙しくて勉強できませんので、土・日が試験勉強の時間です。TOEICの試験を受けよう、受けなければならないと思ったのは、会社の方針が変わったからです。3年前から社内共通語は英語にすると社長が発表したからです。英語が使えない人は社内で昇進できないようになったからです。そして社内のTOEIC点数は700点が合格点だということになりました。社内ではTOEICの点数で昇進も決まってしまうような雰囲気になってしまいました。私はTOEICについて真剣に捉えてはいなかったのですが、仕事が出来なくてTOEICの点数がいい奴が上司になって行くのは許せないと思い勉強を始めました。過去3回受験して1回ごとに100点くらいずつ上がってきました。前回は650点でした。今年の7月の試験では700点をクリアできる予想です。たかがTOEICですが、されどTOEICです。出世も給料もこの試験で左右されるのですから、テスト勉強せざるを得ません。”
”主人は海外にも支店を持つ会社に勤めています。数年前から、会社の補助の元でTOEIC受験が仕事として課されていて、点数によっては給料に反映されるという状況にいます。その影響で主人が家で英語の勉強をするようになりました。山ほど受験対策用の本を買ってきました。私はその頃専業主婦になり、こどもも大きくなり落ち着いてきたころで、暇だったので家にあった受験対策用の本をパラパラとのぞくようになりました。もともと英語は大嫌いで、逃げてきましたが、全然わからないのがだんだんと悔しく感じるようになり、さらに、オーストラリアの方と知り合いになるきっかけもあり、英語の勉強を始めました。英語の勉強って、自分の力が伸びているのか、ないのか、はっきりしないし、何も指標がないので、わからないと、「私はいつまでもダメなんじゃないか」と落ち込むことも多々ありました。そこで、TOEIC受験をして点数で把握することで、刺激になると思い、受験をするようになりました。年に1回ですが、学校で受験して刺激になるし、日々のやる気にもなるので、続けていこうと思います。”
”自分にとって英語は重要だと思っていたのでTOEIC試験を受けたのです。これらは英語を勉強していくためにも超えるべき壁です。私は小さい頃から英語とは無縁の生活を送ってきました。しかし、近年ではインターネットでも英語のサイトを多く読む機会があります。また、個人的に外国の文学小説などにも興味があるのです。ここで英語が使えないと作品を十分に楽しむことができないのです。独学で勉強することも考えてはいますが、TOEIC試験には多くの基礎知識が詰まっています。私はこれらを受けることで自らの将来に繋がると考えたのです。だからこそ、個人的な手法で英語の勉強を続けていったのです。TOEIC試験のように大きな目標があると努力をする希望も湧いてきます。当然のように、これは自分にとっての大きな挑戦になります。私は過去に英語を勉強して挫折したことがありますが、TOEIC試験を受けるための道では辛い出来事はありませんでした。なぜなら、TOEIC試験は既に多くの人間が挑戦して成功しているためです。”
あなたがTOEICを受験したい、と思ったきっかけ・動機は何ですか?是非あなたの目標に向かって学習を開始してください!